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第12回 推敲しよう

2010年12月1日

さて、今年最後にして最終回となりました「FAQのための国語講座」。

最後は「推敲」(すいこう)です。

今までお伝えした様々なことを意識しながらFAQコンテンツを書き上げても、それで終わりではありません。最後に必ず見直しをしなければなりません。それが「推敲」というわけです。

この推敲にもいくつかポイントがあるのですが、まずは「外側と内側」と見ていきます。

外側というのは、パッと見の美しさです。改行をしっかりと入れているか、段落が固まっていないか、漢字が多くないか、など見た目にも読みやすそうな文章かどうかを確認します。

そして内側というのは文章の内容です。伝えたいことは一貫しているか、論理が破綻していないか、「てにをは」を誤っていないか、などをしっかり読み直します。

それから、「見方を変えること」もポイントの1つになります。

見方を変えるというのは、例えばパソコン上で作った文章だった場合、推敲の際にはプリントアウトをして見直してみる、といったことです。

他にも、時間に余裕があれば「少し時間を置いてから見直す」というのも有効です。違う仕事を間に挟んでから見直してみると、さっきは見えなかったミスが見えてきたりするものです。

もちろん、「別の人に見てもらう」というのも有効ですが、この人が今まで書いてきたようなポイントを理解している人でなければあまり意味がありません。できれば自分自身でダブルチェックが出来るような「見方の変え方」を知っておくと良いでしょう。

こういった推敲を経て、初めてユーザーにお見せできるFAQコンテンツが完成します。

ただ、それで終わらせるのではなく、いつもFAQはチェックして「もっとこうしたほうが良い」「こう書いたほうが分かりやすい」といった改善点が見つかったら、どんどん修正していきましょう。


FAQに限りませんが、「完璧」なものなどありません。「常に改善」という気持ちでユーザーの皆さんに役立つFAQを作っていって頂ければと思います。

原 正彦
株式会社ハウコム

コンソナ・ジャパン株式会社

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トランスコスモス株式会社